ご結婚式の2週間前…
突然倒れられ意識不明になったご新郎様
そのまま意識が戻らず3日前には中止のご決断…
その翌日意識が戻ったご新郎様の開口一番
「結婚式は?どうなった?」
担当プランナーは病室へ走りました
「やっぱり結婚式を挙げたいです」
ご新郎様が病室からリモートでフル参加できるよう
「進行を整えます、託していただけますか」
そうお約束するところから物語が始まります
おふたりは半年以上の準備期間の中
常にゲストのことを想い考えていました
自分たちのことは二の次でどうしたらゲストが
心地よく楽しんでいただけるかを考え作りあげた進行です
ただゲストの皆様は状況を知らない方がほとんど…
何も知らないワクワクした温度感で人前式のチャペルの扉が開いた瞬間
「ご新郎様がいない」ということを知れば…
大切な式が動揺に包まれてしまいます
だからこそ披露宴を先にしてプランナー自らマイクを持ち
ゲストの皆様へ想いをお伝えしました
⚪︎皆様がいかに笑顔で楽しく過ごしていただけるかを
第一に考えおふたりがご準備を頑張ってきたこと
⚪︎当初はゲストにはメッセージを書かない!と
仰っていた照れ屋さんなご新郎様が
利き手が使えない状況の中左手で席札に
「ありがとう」とお一人おひとりへ丁寧に想いを込めたこと
⚪︎リモート参加のご新郎様も心が繋がっていること
⚪︎気を遣わず心から笑って楽しんでほしいということ
をゲストの皆様へまっすぐに届けました
ご入場シーンではご新婦様の想いもカタチに!
「ご新郎様のお母様と叔母様は大好きな人の大切な人」
だからハグで見送ってもらいたい!
ここに集まる皆んなが今の状況を正しく理解し
緊張や気を遣うことなく心から楽しむ雰囲気
むしろ想いが何倍にもなって伝わり合い
皆んなが一丸となって盛り上げる
あたたかい空気感が広がっていきます
ファーストバイトでは司会者より
「せっかくなら食べさせてほしい方をお呼びしましょう!」と
アナウンスが入りご新婦様がお声をかけたのはご新郎様のお母様
ご友人様へのサンクスバイトも大盛り上がり!
そしてお色直しのご入場はご新婦様のお母様とお姉様と共に!
大切な方々がご新郎様の代役を務め
皆んなが主役になれる結婚式
エルダンジュが急遽ご用意したご新郎様等身大パネルも大活躍!
その周りにはいつも誰かが寄り添いそこには愛が溢れていました
実は進行を組み直した際
披露宴のみの開催をご提案したプランナー
なぜなら挙式は愛を誓う大切な時間だからこそ
おふたりが揃っていることに意味があると考えたからです
でもご新婦様がまっすぐに想いを伝えてくださいました
「やっぱり式を挙げたいです」
「父とバージンロードを歩きたい」
「愛犬と夢を叶えたい」と
ご新郎様の謝辞で披露宴が結び
チャペルへ移動する前にプランナーはゲストの皆様全員へ
メッセージカードをお配りします
そこに綴るのは「ご新郎様へのエール」
何かサプライズを贈りたかったプランナーの心を込めた企画です
愛犬ペロちゃんが運んでくれるのは謝辞のお手紙
ご準備期間中ご新婦様は恥ずかしいから絶対マイクは持たないと仰っていた中
この状況でも来てくださった皆んなへ感謝を伝えるため
マイクを持つ決断をしてくださいました
背中を押してくれるペロちゃん
皆様への心からの感謝と
これからどんな事があっても彼と歩んでいくんだという決意が溢れます
ご新郎様が倒れ意識がなくなった時も…
結婚式キャンセルも…やっぱりやると決断した時も…
どんな状況でも涙しなかったご新婦様が唯一涙なさった瞬間でした
プランナー企画のメッセージカードは
ゲストお一人おひとりに直接ご新郎様へ届けていただきます
皆んなが心から祝福し笑顔と涙に包まれる感動的な人前式
後日行われた後撮りで
約3ヶ月ぶりにお会いしたおふたりは
とっても明るいハジける笑顔でしっかり前を向いていました
心から後撮りを楽しんでくださっているおふたりへ
プランナーからプチ人前式をご提案
ご結婚式当日担当した司会者やカメラマンなども集まり
アットホームに執り行われます
そしてプランナーからのサプライズ!急遽手作りした結婚証明書
真ん中に寄り添う2つの丸の中におふたりが満面の笑顔を
描き足していただくことで証明書が完成します
おふたりを照らすように描いた太陽には
「いつでもここに帰ってきてください」
「おふたりの大切な場所としていつでもお帰りをお待ちしております」
という想いを込めました
私たちはおふたりに出会いご結婚式をお手伝いさせていただく中で
人生において大切なことを学ばせていただいた気がしています
そしておふたりならこの先どんなことがあっても
今という瞬間に幸せを感じ乗り越えていけると信じています
ご準備期間から後撮りまでの最幸で特別な物語が
おふたりの揺るぎない絆となり幸せが続いていきますように!